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インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強

例によりまして、日本代表の応援を通して国際人になろう!の企画です。


日本代表は即席の寄せ集めチームです。(ほぼすべての競技においてそうですが)
ですからホームグラウンドはありません。遠征を主とした活動を行います。

フラーテルも同様です。ホームグラウンドがありませんので、何か(試合)しようとすれば他人のお庭をお借りしてアウェイに遠征するしかありません。

でも、いいこともある。
遠征は人を強くするし、遠征に慣れることは日本代表の活動にはプラスなのだ!

ということで、
日本代表の遠征中、ポカーンと帰国を待っていても仕方がありませんので、受け入れ地域について勉強していくのがこの広報日記!なんとなく、一緒に遠征している気分になれるかもしれないし、代表メンバーがどんなところで暮らしているのかを想像するのも楽しい。

ハイ、前置き終わり!
インドの国旗!

インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強_c0354295_17351481.jpg
色はサフラン・白・緑の横三色、国旗としてはかなり珍しい色の取り合わせ&デザインなので、ほかの国と間違えることは少ないですね。
真ん中の丸い模様は「アショーカ・チャクラ」という仏教上のシンボルマークのようなもの。(法輪)
そしてサフランはヒンドゥー教、緑はイスラム教、白はその2つの宗教の和解(ヒンドゥーとイスラムは争いませんよ!)という意味と、プラスその他の宗教を表す。


たったこれだけでインドは
(1)個性的な国です
(2)仏教を中心にしています
(3)仏教以外の2大宗教勢力はヒンドゥーとイスラム
(4)そのほかにも宗教がたくさんある
という意味が見て取れます。

ヒンドゥーとイスラムは争いませんよ!と言ってるということでは、さんざん争ったしまだ争っているのだろう、と推測。(苦笑)

日本とインドの関係は深く、仏教とその周辺文化の伝搬を筆頭に、文化的・経済的・軍事的にも友好関係を結んでいます。
インドの独立運動に日本も深く関与しているし、貿易面においても非常に多角的に関わっています。
詳しく書くときりがないので自分で調べてね(なんという無責任)
ここでは「インドと日本は深い友好関係の長い歴史を持っている」ということだけ覚えておいてください。
そしてこの友好関係を再確認したのが2008年のことです。

”Joint Declaration on Security Cooperation between Japan and India”
=日本国とインドとの間の安全保障協力に関する共同宣言
2008年10月22日に麻生太郎首相とインドのマンモハン・シン首相により署名された、通称:日印安全保障宣言、日印安保共同宣言、日印安保宣言ですね。

これは、すっごいことです。
そして、7年の歳月を経た今、どうですか、インドとのこの宣言はますます意味のあるものになっている!

インドの場所はここです。

インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強_c0354295_17565495.jpg
一言でいえば、「中国の向こう」です。
インドは大陸の中でもタイと並んで海に突き出た島のような形をしており、長い長い海岸線を持つ海洋国家です。インドの向こうには石油王国がずらりと並んでおります。
「日印安全保障協力」にはインドが中近東から日本へ石油を運ぶシーレーンを守り、日本はロシアからインドへ結ぶ石油のシーレーンを守ることが約束されています。

太平洋に触手を伸ばす中国に対する、最大の抑止力がこのインドですね。
インドは軍隊もガチで持っていますし、中国と隣接しており国境を挟んでいます。
中国の向こうにあるインド、中国の下にあるタイ この2国は世界中の国家の中でも指折りの親日国家であります。(いろいろな意味で助かっている日本)


さて、合宿地ですが。。。。


上の地図でいうところのインドとタイの間、そこにはバングラディッシュがあるんですが
ブヴァネーシュワルって、その、バングラの左ぐらい。

インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強_c0354295_18035715.jpg
まずは雰囲気確認のために画像検索してみたら・・・・・

インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強_c0354295_18080212.jpg
みなさんの頭の中にあるインドのイメージを一切裏切らない!!!!
超インド!
圧倒的インド!
思った通りの、インド感満載な都市のようです!

インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強_c0354295_18094789.jpg
ブバネーシュヴァルは紀元前に存在したカリンガ国の古都で、市内には100以上にも及ぶヒンドゥー寺院が点在しているそうだ。そして、これらの寺院は「オリッサ式建築様式」が用いられています。(このあたりはオリッサ地域と呼ばれる地域)

オリッサ地域は伝統的な生活や文化が残っている地域で、特に山岳部には、独自の生活様式を守る山岳少数民族の部落が数多くあり、約60もの部族が生活しているそうです。

インド ブバネーシュヴァル(Bhubanesvar)についてのお勉強_c0354295_18162511.jpg
書いていて、ちょっと驚いてきました。
ヒョー!
山岳民族、ぜひその村を訪ねてみたいものです。


そんな、インドインドなところです。

ええと、なんだっけ、そうそう、ホッケー。
観光じゃなくてホッケーですから。






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追伸

前の海外遠征の時に学生がツイッターだかフェイスブックだか、アホなことを書いて、全国的な笑いものになっていましたが、さすがに今回はそういうことはやめてもらいたいですなあ。
日本代表にフレッシュな顔ぶれを連れて行くのは構わないけれど、まずはそういうガイドラインの教育も必要ではないか。と思う次第です。
オリンピック予選で負けたとか何十年もオリンピックに行けないとか、そういう批判は甘んじて受ける。そういうことでバカにされたり後ろ指を指されても、悔しいけれど耐えられる。
しかし、遠征先でのアホツイッターや、協会内紛のようなことで、選手の頑張りが全部水の泡になるのは本当に残念であり、そういう点を笑われるのは耐えられない苦痛だ!!!
私が恥ずかしい、悔しい、というのではなく、
応援してくださる方々がどれほど恥ずかしい気持ちにになっているか、いろいろなことろでさまざまなことを言われ、どれほど悲しい気持ちになっているか、それを考えると耐えられない、そういう意味です。
どさくさに紛れてついでに書いちゃいましたけど、何も特別なことをして来いというわけではない、品行方正につつましく暮らせとも言わない、ただ普通に、日本でもしないようなことをテンションあがって海外ではしちゃう!!という子供みたいな行動はしないように頼むわ!!!ということが言いたかった。


by frater2015 | 2015-05-01 18:30