行って損は無い、日本で唯一のチベット寺院「強巴林(チャンバリン)@守山区

名古屋市守山区と言えば、正直名古屋市内の中でも「何があったっけ」的な北の外れです。
守山区がなくなっても名古屋市民は特に困らないだろう。(断言)
この守山という場所が歴史に登場するのは、有名な所では

小牧長久手の戦(秀吉VS家康)
秀吉は守山の龍泉寺城に、家康は同じく守山の小幡城に入ったんですね。
それ以外は守山区というのは、んー、なんかあったっけ、
あ、志段味サイエンスパーク?ガイドウェイバス? ぐらいの感じしかない。
(守山区の人ごめんなさい)

しかし、この守山区には凄いものがあります。
日本で唯一のチベット寺院、強巴林(チャンパリン)です。


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中の写真を撮ることはできないので、外からだけですけれど・・・
3回鳴らす×3セットで、いろいろな災厄を落としてくれる鐘などもある。


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このお寺の何がすごいって、女性住職の森下永敏師。(男性のような名前ですけど女性です)
森下住職はこの強巴林の隣にある倶利伽羅不動寺の住職でもあるのですが、チベット仏教の聖地で修行をされ、チベット仏教界における初の女性受戒者になられたとのこと。
そして平成17年3月、倶利伽羅不動寺の隣にこの強巴林を建立された とのことです。

たまたま守山区にどうしてもな用事があり、横を通るたび気になる場所ではあったけど行ったことがなかったこの強巴林に、ちょっと寄ってみたのだった。

いま公式HP見て初めて知ったけど、恋愛成就、良縁成就、恋愛のパワースポットでもあるらしい。
行くしかないぞ、幸せなカップルの皆さんとか、恋人の欲しい人とか、盛り上がりたい人とかは。


私はインド・ネパール・チベット・ブータン に行ったことがあります。
(私は宗教芸術や宗教美術、建築物などが好きなのです。)
チベットでも中国の旧正月が祝われていましたね。
もうずいぶん前ですが、あのころはまだヒマラヤの諸国は今よりは平和だった。(と思う)
中国の覇権主義台頭により、山岳地帯を異民族がヤアヤアといいながら行きかう、
のんびりとしたあの風景はもうなくなりましたね。国境の山歩き、楽しかったんですけどね!
いまそんなことをしていたら、中国軍に撃たれて死んじゃう。あるいはインド軍に撃たれるね。

チベットには軍隊は無い。ブータンは内陸国だから陸軍(ブータン王国陸軍)7000人だけで海軍・空軍は無い、但しブータンとインドの友好条約によりインド空軍がブータンの防空を担当している。
そしてまずはチベット、次にブータンは中国の徹底的な侵略を受けていく。


下の写真をクリックすると強巴林の公式サイトにGOします。






いまチベットにはチベット人を大きく上回る数の漢民族(中国人)が入植し、チベット人の方がマイノリティ(少数派)になってしまっているそうだ。
そして、20~30才の適齢期の女性はチベットから中国本土に移住を奨励され(ほとんど強制的に)チベット男性とチベット女性が適齢期に出会うことが難しい状況になっており、結果的にチベット女性は中国人と結婚してしまってチベットには戻ってこない、といいます。

ここはもしかしたら最後のチベット寺院になってしまうかもねー
22世紀にはもうチベットという国はなくなっていて、このように外国のどこかに建てられた寺院の中に、チベットという国やチベット仏教という教えがあった、という伝説だけが残るんじゃないか

と書かれている記事もあった。
そんなの悲しいジャン

本堂内撮影禁止につき、Google画像検索(名古屋 チベット寺院)の結果を画面キャプチャで乗っけておきます。雰囲気を感じていただければ!

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ただね、ただ私は、中国っていうのはいろいろな意味で凄い国だと思っていて
その凄さ(のエネルギー)がどこに向いているかによって国のありようが変わっていく国だと思う。
そして広大な国土で多数の民族を率いていくという国の成り立ちの経緯から、目的のためには手段を選ばない、今欲しいものは待ったなしで手に入れる、そのためには人の命だろうと歴史的建築物だろうと、ガンガンいろいろなものを切り捨てていく冷酷なまでの合理主義を身に着けているので、日本人のような情緒的な感覚の民族は、どこか太刀打ちできないようなところがある。(と思う)




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by frater2015 | 2015-03-24 01:56