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月曜日は広報会議です。

月曜日は広報会議が開かれます。
年に一度、フロントで集まって広報方針などを検討する大事な会議です。

毎年、この会議での各部門のコメントを通して、フラーテルの組織の凄さを感じる。
まず、「強化」の部門ですけれど、現場、選手、監督、コーチ。いわゆる皆さんの知っているフラーテル。
この部門は本気です!当たり前ですが本気なのです。
フラーテルはガチで本気のチームなのです。しかも熱いです。
しかしこの強化部門の本気度が、我々をそれ以上の本気にさせていく原動力となります。

「多少負けてもまあいっか、次回ガンバろ!」
「とりあえず勝ったのだから細かいことはナシ!」
「なんとなくやってればソコソコは強いんで。」

というような、ユルい感じは一切ないのです。
強化の本気度はハンパじゃなのです。
我々裏方は、この本気度に釣り合うよう、いかに体制を作っていくかを問われる訳です。
その一つに、「限られた予算をいかに強化に注ぐか?」という課題があります。

強化(フラーテル)という部門は、運営母体である愛知スポーツ倶楽部にへその緒でつながっている胎児のようなもので、私たち運営母体は栄養を全部送り続けなければならない。
でも親である自分が死んじゃってはいけないので、自分たちも生き残りの道をちゃんと確保しながら、フラーテルという優秀な子供を一生懸命育てていく。

自慢ではありませんが強化部門の本気度に負けないぐらい、運営スタッフも真剣です。
我々にとってホッケーは遊びや趣味ではないし、フラーテルは仲良しグループが楽しくスポーツをして盛り上がるレジャークラブではありません。

日本のスポーツ界をリードしているという自負があります!

選手たちは現在オフのタイミング、もちろん練習は仕事のあとに着々と行っていますが、概ね4月ぐらいまでは目標大会がありませんので大会遠征も行われません。(代表合宿などは除く)
1年を通して今が一番まとまった時間のある時期なので、彼らも彼らなりにさまざまな自発的活動を行っています。

例えば記録の収集や整理。
昨年の個人記録、チーム記録を整理して今シーズンの資料に役立てる。これは大事なことです。
そして、どこのチームもいまやっていると思いますが、今シーズンの登録準備。
選手全員の情報や写真を揃え、プロフィール内容を更新して日本リーグなどの大会に登録するための資料準備を行います。
ユニフォームの追加や新調、修理なども大体この時期。選手個人も自分の練習着やスティックのメンテナンス、バッグやシューズの準備などを行ったりします。シーズン中できないことをやっている感じ、ですね。

選手は自分自身のケアも大事です!
歯医者に行ったり、場合によってはこのタイミングで手術を行ったり、入院したりリハビリしたり、しばらくぶりに実家に帰る人もいます。シーズン中は3連休5連休あっても休みはゼロの場合が殆どなので、ちょっと家が遠いと全く帰れない状態が続きます。

4月~12月はがっちり試合があって、とにかく強化中心、ゲーム中心、大会中心にスケジュールが立てられます。ここで設定されたスケジュールは選手個人はもちろん監督、コーチ、組織全体、当然私も含め、ほぼ誰も文句が言えない。一度決まるとそれは絶対的スケジュール。(悪く言えば強制執行!)
大袈裟に言えば全日本的、全世界的、公式スケジュールなので、変更の余地が一切ないのです。

1月はたいてい、新年早々から代表合宿がスタートし、毎年かなりの人数がこれに参加させていただいていますのでトレーニングなどチームとしての活動は行われていなくても、ホッケー活動自体は早い段階でスタートしています。

2月(今ですが)、うちの場合は写真撮影やデータ整理、登録準備、ユニフォーム整備、年間スケジュールとチームスケジュールとのおおまかな調整。

3月になるとシーズン開幕に向けて本格的な練習が始まり、プレシーズンの状態になります。
気候もよくなってきますので、遠征しての合宿練習も少しずつ増えていきます。

もう10年目だなあ!
早い!(笑)

今何時ですか?3時か!
私は何をしているかと言いますと、明日はお休みで午後からちょっと仕事で出かけますが午前中はゆっくりできるので、今夜はこれをやろうと思って今取りかかったところ。

フラーテルファミリー。
月曜日は広報会議です。_c0354295_3204264.jpg

広報的な業務を項目で挙げることは難しいけれど、あえて分かりやすくリスト化すると

1・公式戦への同行、記録、情報公開を通した主たる活動の紹介
2・広報誌、WEB、ブログなどを通した発信・認知啓蒙活動
3・対外広報(テレビ・ラジオ・雑誌などのメディア、イベント出演)

こんなところでしょうか?
書くとかっこいいけれど、今からやる2の「広報誌」関連作業の実際は、誌面をくまなく見て、誤字脱字や表現型をチェック、赤ペンを入れていくというジミーな作業。
でも、私がこの誌面にチェックを入れる以前に、この誌面を作っている人がいるわけですから!
そりゃもう大変な作業です、私も創刊から数年やっていましたので良く分かる。
そしてこういった発行物はいかなる優秀なプロフェッショナルが作ろうと、必ずミスやヒューマンエラーがあるので、一人でも多くの人の目でチェックしていかなければなりません。

そして私の一番大事な仕事は、選手やチームのスタッフが何を頑張っているのかを、こうして書いて皆さんに知っていただくこと。フラーテルってどういう活動しているんだろう、試合以外の時何をしているのだろう、フラーテルのスタッフはどんなことをお手伝いしているの?という疑問にお答えしていくこと。

そしてそうした広報活動を通して、全国の皆さんに直接お会いしてお話をしたり、隣に並んで一緒に応援したり、時には一緒に泣いたりね!差し入れも選手と一緒に毎回おいしくいただいておりますよ~(笑)
雨の日には選手と共にずぶぬれになっておりますが、四冠取ればバスの中で一緒に祝杯も挙げながら帰ってきます。

チーム側、選手側でありつつも、また一方で観客、ファン、応援団側でもある、そういう広報を自分は目指したい。選手と応援する人のいる場所にいつもちゃんと自分も存在していて、選手と応援する人の出会いを充実させたい。選手と応援する人は常に両想いなので、良い形でそれを結びたいと思っているのです。

アッ、差し入れに関するルールもよろしくね!

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by frater2015 | 2015-02-15 03:19